効率的!吸収率を高める本の読み方・選び方【独り言】
こんにちは。ポルコです。
「なんのために本を読むのか」
この答えは人によって千差万別。「趣味の範疇で」という人もいれば「自分の成長につなげるため」という人もいるでしょう。
「趣味の範疇で」読む人はただぼんやりおもしろそうな本を手に取って気の進むままに読んでいればいいでしょうが、「自分の成長につなげるため」に読む人にとってはそうもいかないというのが僕の考えです。
思うに、本を読む以上は、そこから得られる情報の吸収率を上げていかないと時間がもったいないです。時間は有限ですから、僕は常々このことを意識して本を読んでいます。
そこで今回の記事では僕が本を読む際に注意していることをいくつか紹介します。
僕の読書スタイル
興味のない方はすっ飛ばしてもらって構いません。僕の読書スタイルを紹介します。
高校を卒業したての僕は毎日フリーな生活を送っています。
そして、この貴重な機会を逃すまいと日々本を読み漁っています。
ジャンルとしては近代文学から現代小説、さらには学術書籍から実用書まで幅広くカバーしているつもりです。
とはいえ中心となるのはやはり近代文学でしょうか。たまに学術書籍あるいは実用書に手を付けます。読むのに充てている時間の比率でいえば
小説:実用書=8:2
といったところ。
1日に読む本の冊数は小説が2冊、実用書・学術書籍が1冊です。
そんな僕が本を読むなかで意識するようになったことを少しお話しておきます。
本の選び方
ⅰ「何が得られるだろう?」ということを考える
本を手に取る際は「この本を読んだら自分にとって何が得られるだろうか?」ということを考えます。
たとえば今僕の目の前に「世界を作った6つの革命の物語」という人類進化史にまつわる本があります。
この本を書店で手にする際に考えたのは「身近にあふれる『便利』に対する視野が広がるに違いない」ということ。ほかには「また一つ知識を蓄えて賢くなれるぞ」ということでした。
そうやって本を選ぶことで内容の理解度であったり情報の吸収率はぐんと変わってくるのです。
学校の授業だって、自分の興味のあるゲームの話を先生が熱く語りだしたら進んで聞こうとするし、また、吸収しようとするでしょう。
本を手に取る際「何が得られるだろう?」ということを考えることはいわば先生に対して「自分、○○に興味があるんですが○○についてぜひとも教えてもらえませんか?」と要求していることに他ならないのです。
これを意識するだけであなたが手に取った本はそれこそ「お値段以上」のものとなるのです。
Point!
本を選ぶときは「何が得られるだろう?」ということを常に考える
ⅱちゃんと読んでから選ぶ
これはもはや言うまでもないことだと思います。本を選ぶ際は表紙やタイトルのインパクトに左右されることなく(もちろんそれも判断材料の一つですが)、中身をよく読んで「あ、これよさそうだな」と納得したうえで選ぶべきです。
実は昔の僕はこれを行っていませんでした。ただただインパクトのある表紙やタイトルに惑わされ、際限なく本を手に取っていたのです。しかし家に帰って読んでみると意外と面白くなかったな、とがっかりすることがあり、そのたびに「あ~浪費した~」と落ち込んだものです。
最近では、気になった本があれば必ずその本の中の1章分を読むようにしています。そこに書かれているようなことがほかの章でも書かれていると推察できるからです。
事実、「世界を作った6つの革命の物語」を手に取った際も「冷たさ」というところだけを読んでみて、目次に目をやるとほかにも「清潔」や「音」という章があり、気になったので購入に至ったのです。
しっかり本の中身まで読んで選ぶと、買った後で後悔するということがなくなり、またそれは吸収率の低下を防ぐのにも役立ちます。
Point!
気になった本があればすくなくとも1章分には目を通すべし!
購入はそのあとで
本の読み方
さて、本の購入が済んだら続いては本の読み方です。僕が意識しているポイントをいくつか挙げていきます。
ⅰ30分スパンで集中して読む
僕はいつも30分スパンで区切って読んでいます。というのも人間の集中力の持続時間がだいたいこれくらいという風に言われているからです。
当然ですが、集中力がおろそかな状態で本を読んでも、吸収できる情報量は集中しているときに比べてぐっと落ちるはずです。
ですから僕はこの30分、集中力を保っていられる30分にすべてをかけるつもりで一心不乱に読むことを心がけています。
Point!
本はゾーンに入って読む。
そのために30分スパンを意識して読む。
ⅱあらかじめどこを読むか見当をつけておく
さきほどお話ししたように、人間の集中力はせいぜい30分ほどしか持ちません。
となると、この時間内に読める範囲も当然ですが限られてきます。
ですから本を読み始める際は、あらかじめどこを読むかということを目次を読んで決めておく必要があります。
これは先ほどの「本の選び方」とも通ずることなのですが、吸収率を高めるにはやはり「自分の興味がある」ところを読むべきです。
この意味で「あらかじめ読みたいところを決めておく」というのは大事になってくるというわけです。
Point!
目次を読んで読みたいところを決めておく
こうすることで、30分という制約の中でもしっかり吸収することができる
終わりに
というわけでいかがだったでしょうか。
しかし
僕自身もまだまだ読書初心者の分際です。もしかすると今あげた4つもごく当たり前のこととして広く知られているかもしれません。
ですので、これからはもっとも多くの本に触れ、読書への造詣を深めていければと思っています。
その中で「あ、ここ大事だな」と思ったことがあれば随時この記事にも修正を加えていくつもりです。
というわけで、皆さんの読書ライフが充実したものになるよう祈っています。